内部研修 ~デイサービス~

デイサービスでは毎月テーマを決めて内部研修を行っております。

今月は『医学的理解と心理的視理解を深めて認知症を学ぶ』です。

しかし、会議ってなんだか緊張してしまいますよね・・・

そこで始まる前にアイスブレイクを取り入れてみました。

アイスブレイクとは緊張をほぐすための方法で、集まった人を和ませ、コミュニケーションを取りやすい雰囲気を作りそこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を目指すものです。

今回行ったアイスブレイクは「食べ物縛りリズムしりとり」です。

手でリズムをとり、それに合わせながら食べ物限定でしりとりしていくルールです。

簡単かと思い、いざやってみると・・・

「き??きのつく食べ物なんてある??」

「ぎんぽってなに??」

「魚の種類だよ~」

「笑いすぎて涙出てきた~><。。」

1分ほどのアイスブレイクでしたが緊張がほぐれました。

それでは研修を始めましょう。

脳の仕組み、認知症の種類、、症状と経過、治療方法を学びました。

質問をしても皆さん積極的に答えて下さいました。

また、認知症の方がどんな気持ちでいるのかを想像し、推測するワークショップを行いました。

「もし自分がこんな状況だったら・・・」と考えて記入していただきました。

《向かいから来た人がなれなれしく近づいてきて、ニコニコ話しかけてきますがまったく知らない人です。どんな気持ちになりますか?》というお題には

「覚えてなくて申し訳ない」

「誰だかわからなくて怖い」

「不安、パニックになる」

等沢山の意見が出ました。

30分ほどの研修でしたが「不安を取り除けるように気持ちを汲み取り、声掛けにも気を配っていきたい。その利用者様に合うケアを意識していこうと思う」との感想が聞かれました。

今後も研修を重ね利用者様によりよいサービスを提供できるよう職員一同がんばります。